さかさま日記

食べたり読んだり只今脱皮中

マスクシンドローム(ひとのマスクが気になる)

コーネリアス 『Bad Moon Rising』 カッコイイ最高。小山田君のセンスが良すぎる。

□ ベランダのチューリップの花を切って、シクラメンの花も切り。シクラメンは一年放置しても次の年咲いたのは実証済みだが、果たしてチューリップの球根って採れるものだろうか?とりあえず、液体肥料をかけて球根を育ててみる。
本の片付けをするものの、つい手に取って読んでしまってなかなか進まない。結局どれも素晴らしい本に思えて捨てれる本がなくなって、ただ本を平行移動しただけの徒労に終わるという。
ラーメン半分食べて、薬局に行く。マスクは無かったが、マスクの型紙が置いてあったので一枚貰う。ネットでプリントしたものより手縫いに適しているかもしれないとか思う。ミシン派だけじゃなく、手縫い派の型紙も良い。(断捨離だとか、ミニマリストブームで皆普段使わないものは持たなくなってきてるからなあ。マスクのためにミシンは買いたくない。)歩いていて良い感じのマスクしてる人をみると「そのマスクの型紙みせてください」とききたくなる。全くもってマスクシンドローム
夕飯は、アサリのパスタにするはずだったが、よいホタテの稚貝があったのでそれにする。洗ってたらホタテに手を本気で噛まれてびっくり!それだけ新鮮ということだが。ホタテ稚貝パスタは美味しかった。貝類は春おいしい食材だな。
感染者39人。ずいぶん減ってきた。なんとなくいい感じだが、ここで気を緩めないようにしなくちゃ。

蜆

ホタテの貝に噛まれて、梅崎春生の『蜆』を想い出した。梅崎春生はとても好きな作家なのだが、この蜆がもうね、思い出しただけで心に突き刺さる何かがある。善とは偽善とは...。きれいごとばかりでは生きてゆけないし、社会にでると騙したり騙されたり、巧妙に立ち回れる人ほど出世してゆくような気もする。そんなんで色々悩むこともある。
10分もあれば読める短編でしかも青空文庫で無料なのだ。古い本だが埋もれさせてはいけない小説だと思う。超絶いい!